むくみの知識

「むくみ」のことを知ろう

 

むくみ、すなわち浮腫の原因には、

 

全身的なもの
局所的なもの

 

とに分けられます。

「リンパ」とは何?

 

「リンパ」とは、リンパ液のことを示しています。

 

リンパは血管から周囲の組織に漏れ出た成分である「組織液」を吸収したものです。

 

血液に細胞成分(血球)と液体成分(血漿)があるように、リンパにもまた細胞成分(主にリンパ球)と液体成分(リンパ漿)が含まれます。

 

リンパは、血液と似ていますが、やや黄色味を帯びる程度で、赤血球を多く含む赤い血液ほどは目立ちません。

 

古来、「白い血」とも呼ばれてきました。

 

「リンパ学」におけるリンパと言うときは、厳密には、リンパ管の中を流れるリンパ液を指しています。

 

しかし、一般の方々はもちろん、医療に携わる人たちでさえ、「リンパの検査」「リンパの摘出」などとよく言っています。

 

リンパという言葉は、慣用的にリンパ液に限らず、リンパ管やリンパ球、リンパ組織(リンパ節ほか)を含めた広い意味に使われることが多いようです。

 

リンパ系といえば、広く組織液を吸収・排出し、不要な老廃物を交換し、生体環境を維持するとともに、全体としてリンパ球やリンパ組織、リンパ器官を含み、生体の免疫機能にも深く関与するものです。

むくみとは何か?

 

「むくみ」とは、からだを作っている細胞や組織のすきまに水分(体液)が余分にたまった状態です。

 

手や足だけでなく、顔や内臓など全身どの部分にでもみられる可能性があります。

 

では、この余分な体液はどこから出てくるのでしょうか?

 

からだの中では、つねに毛細血管の中から外へ体液が「漏れ出し」ており、この漏れ出した体液によって細胞や組織に栄養分などが運ばれています。

 

一方、毛細血管には「再吸収」と呼ばれるはたらきがあり、血管外の不要物や水分をふたたび毛細血管に取りこんでいます。

 

また、リンパ管という体液を吸収する特別な構造もあります。

 

ふつうは、毛細血管からの「漏れ出し」と毛細血管による「再吸収」「リンパ管による吸収」のバランスがとれており、この状態であれば体はむくみません。

 

しかし、何らかの病気で毛細血管からの漏れ出しが多くなったり、逆に毛細血管による再吸収やリンパ管のはたらきが悪くなったりすると、体液が血管の外に多く出てしまい、細胞や組織のすきまに体液があふれてしまいます。

 

特に皮膚や皮下組織(いわゆる皮下脂肪の部分)に体液がたまると、目でみても触ってもわかる「むくんだ」状態になります。

 

むくみには、ほかにも全身のいろいろな働きが関係しますが、とくに血管とリンパ管の働きが重要です。

 

むくみの原因を知るためにも、血管やリンパ管の働きについてもう少し詳しく見ていきましょう。


 

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