局所的なもの

リンパ浮腫の症状

 

むくみの程度や部位は個人差が非常に大きく、まったく同じむくみ方をする患者さんは少ないようです。

 

また、リンパ浮腫を発症したからといってすべての患者さんがすぐに悪化して、歩けないくらいむくんでしまうということはありません。

 

ですから、過度に心配しすぎないようにしましょう。

 

しかし何の治療もせずに放置すれば、むくみは徐々に悪化しますので、できるだけ早く冶療にとりかかることが大切です。

 

 

リンパ浮腫の主な症状をまとめてみます。

 

リンパ浮腫の特徴的な症状は、ゆっくりとはじまってゆっくり進行するむくみです。

 

「知らないうちにむくんでいた」「他人から指摘され、はじめて気づいた」ということかあります。

 

しかし、一部の患者さんでは急に下肢や上肢全体がむくむことがありますし、また軽い浮腫が何年もつづいていた患者さんでも、小さなけがや感染(蜂窩織炎)をきっかけにむくみが急に悪化することがあります。

 

むくみ以外の自覚症状としては、患肢(むくみを起こした下肢や上肢)がだるく、重く、疲れやすくなり、また皮膚の乾燥・硬化や多毛などがみられやすいのも特徴です。

 

痛みが出ることは少ないとされていますが、実際にはむくみが急に悪化した患者さんでは、皮膚が突っぱるような「ぴりぴりとした」痛みがあるともいわれます。

 

また、一般には皮膚の色に変化はありませんが、発症早期や急に悪化したときには、皮膚が暗赤色やピンク色になることがあります。

 

むくみが強くなると、関節運動が制限されるため正座が困難となることがありますし、とくに高齢者では歩行が困難となることがあります。

 

参照:リンパ浮腫の進行

page top