むくみの知識

『むくみ』と「はれ」の違いは?

 

「むくみ」も「はれ」も、手や足が太くなっている状態を指しますが、その意味は少し違います。

 

むくみ=浮腫。細胞外の組織間隙に過剰な体液が溜まった状態
はれ=腫脹。からだのある部分の体積が正常より大きくなっている状態

 

腫れの原因は、主に細菌感染、打撲や外傷(切傷・熱傷)による皮下出血、捻挫・骨折やリウマチなどの関節の炎症やアレルギーなどさまざまです。

 

 

一方のむくみはどうでしょうか? なぜ、からだの部位に組織液が溜まるのでしょうか?

 

日常生活においては、朝起きたときに顔がむくんでいたり、一日中立ち仕事をしてふくらはぎがむくんだりします。

 

血液と同様、リンパも重力の影響を受けます。

 

立っているだけでも心臓の位置より低い下肢にある静脈の血液は足に溜まりやすく、同時にリンパも上体に戻りにくくなるわけです。

 

体位によってリンパの流れが滞る結果、むくみが生じるのです。

 

むくみを軽視せず、すぐ受診しよう

むくみは、特に女性にとっては手・足が太くなったように感じ、美容の観点からも嫌なものです。

 

むくんでいるかどうかを確認するには、むくみの広がり具合や皮膚の肥厚の状態、関節の動きなどを確かめます。

 

むくみの状態は、顔、腕、手、指、脚(足) など自分の指で押してみるとわかります。

 

たとえば、おでこや足のすね(いわゆる弁慶の泣きどこ言など、皮膚のすぐ下に骨しかない場所では、5〜6秒じっと押してから指を離すと、浮腫が生じていなければへこんだところはたちまち元の状態仁戻ります。

 

赤みは少し残るかもしれませんが、へこみが残ることはありません。

 

しかし、へこみが残り、元に戻るのが遅い場合には、「むくんでいる」すなわち浮腫の状態にあると診断されます。

 

大切なのは、からだのやわらかい部分をいくら押しても、むくみがあるかどうかはわからないということです。

 

ですから、必ず、硬いところを押しましょう。

 

むくみのセルフチェックは、「圧痕性テスト」が簡単です。むくみと皮膚の状態変化は、基本的に皮下組織の線維化です。

 

浮腫の範囲がどこまで広がっているかを確認するため、親指側から2番目の足指の皮膚を、親指と人差し指でつまみ寄せています。

 

浮腫がある場合には、皮膚をつまみ寄せることが難しくなります。

 

そのほか、皮膚の肥厚を調べたり、関節の動き(可動性)をチェックしたりすることでも、むくみの有無を確認できます。

 

むくみが見られたら、できるだけ早く医者にかかり、適切な診断と処置を受けてください。

 

以前にリンパ節切除などの手術を受けた経験がある人は、そのことによるリンパ路の障害(リンパ浮腫)も疑われ、たいへん重要な情報となりますので、忘れずに申し出ましょう。

 


 

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