巨大なインフラを隅々まで調査

巨大なインフラを隅々まで調査できる

 

ロボットだから巨大なインフラを隅々まで調査できる

 

自動化や省人化、効率化、高品質化などはロボットの得意ですが、もう1つ「ロボットにしかできない仕事をさせるため」という目的もあります。

 

そして社会インフラや建物などの点検・保守作業に活用されるロボットの多くがそれにあてはまります。

 

たとえば大和ハウスエ業が開発した狭小空間点検ロボットMoogle(モーグル)は、住宅の床下や配管が入り組んだ空間などを遠隔操作で走り回り、撮影を行います。

 

同じような作業は人でも行えますが、
「より狭いところや危険な場所にも入っでいける」
「埃や粉塵を気にせず長時間作業ができる」
といった点から、まさにロボットにしかできない仕事をこなすのです。

 

クローラ式の移動機構は15センチメートル程度の段差であれば簡単に乗り越えられます。

 

今後は高所のキャットウォークや地下の共同溝など、さまざまな場所で利用が期待されています。

 

日本では高度成長期に集中して建設された社会インフラが老朽化し、補修の必要に迫られている状況です。

 

しかし大型の建設物は全体を把握するだけでも大変なうえ、人が簡単に到達できない箇所もたくさんあり、効率的で正確な調査を行うにはロボットが有効になってきます。

 

このため政府は2014年に策定した「次世代社会インフラ用ロボット開発・導入重点分野」の中で橋梁、トンネル、河川の護岸・ダムの3施設を対象に点検・保守用ロボットの実用化を目指す方針を打ち出し、現在、さまざまなプロジェクトが進められています。

 

日本国内のインフラの維持管理・更新費用は年間約4兆円にのばり、今後も増加傾向にあるといわれます。

 

したがって、もし新しいロボットによってこの金額を滅らせるのであればその効果に見合った開発コストを確保できることになり、ロボットの進歩にも大きく貢献していくことになります。

 

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