ネットワーク技術

ロボットの知能は内部にある必要はない

 

ロボットも今やその多くが通信機器としての機能をもっています。

 

工場で稼動する産業用ロボットは大規模な生産管理システムに接続され、ライン全体でひとつのロボットのような働きをします。

 

通常はスタンドアロンのロボットであっても必要に応じて外部からの信号を受けて制御されたり、新たな機能を追加できるようになっているのが普通です。

 

このような考えから、最近ではもっと租極的にネットワークとの融合を図った『ネットワークロボット』といった概念が広く知られるようになってきました。

 

ネットワークロボットになればロボットの3要素のうち知能・制御系装置の大半を外部に移すことができます。

 

その結果、筐体のサイズ(物理的大きさおよび消費電力)による制限を受けることなく処理能カを高められ巨大なスーパーコンピューターを頭脳代わりに使うこともできるのです。

 

またロボット本体に触ることなくソフトウェアをバージョンアップできるのも強みでしょう。

 

ただし、ロボットの知能・制御系の多くを外部のコンピュー夕に任せる場合、通信系の強化は必須です。

 

現在のインターネットのようなベストエフォート方式では誤作動を起こしかねないので、リアルタイム性の保証をどうするかといったことが技術課題になってきます。

 

ロボットのネットワーク化は今後も進むでしょうが、その結果、ロボットと通信機器の線引きはますます難しくなってきます。

 

たとえば、家庭用コミュニケーンヨンロボット「オハナス」の場合、動くのは顔にあたる画面上の表示くらいで、あとはクラウドプラットフォームを利用してユーザーと会話します。

 

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