人工知能と人間の脳との違い

人工知能と人間の脳との違い

 

私たちの生活のまわりでは、人工知能の発展によって大きな変化が生まれ始めています。

 

茂木健一郎氏は脳科学者として、誤解を恐れずにこういいます。

 

「人工知能の仕組みと脳はまったくの無関係である」

 

これが、人工知能と脳の関係性においてもっとも驚くべき点です。

 

わかりやすい例でたとえるならば、飛行機と鳥を想像してみてください。

 

どちらも同じ空気の流体力学の応用で空を飛んでいるわけですが、まったく違う仕組みで飛んでいるのです。

 

その違いを少しだけ、挙げてみます。

 

(飛行機)
羽根は動かず、エンジンで助走しないと揚力が発生しない
高速度で長時間飛行できる
着陸に失敗することがある
急降下したら墜落してしまう

 

 

(烏)
羽を自由に動かすことで、助走をしないで飛び立つことができる
速度と体力に限界があるので長時間飛行できない
着陸に失敗することはない
急降下してもちゃんと減速して餌を捕獲することかできる

 

このほかにも、飛行機と鳥の違いはまだまだありますし、科学者でもいまだに解き明かすことができていない謎も多くあります。

 

これと同じように、現在開発が進められている人工知能と人間の脳の関係性についても、流体力学のように解明されていないことはあるにせよ、現段階では、人工知能の仕組みは脳とはまったく関係性がないと言えるのです。

 

たしかに、広い意味で人工知能を捉えれば、人間の脳にインスパイアされたと言ってもいいでしょう。でも、脳科学とはまったく関係なく研究が進んでいるということです。

 

これが何を意味するかといえば、私たちが日夜議論している次のようなことにつながっていきます。

 

「人工知能が人間の脳を超えるのか?」

 

脳科学者の立場から見れば、まちがいなく超えると言っていいでしょう。

 

でも、そのような議論は無意味であるというのが脳科学者・茂木健一郎氏の意見です。

 

なぜなら、それは人類史上最速のスプリンターであるウサイン・ボルトとリニアモーターカーが競争したらどちらが勝つのか?という議論と同じだからです。

 

ですから、人工知能においても、たとえば記憶力や計算能力といった知性が人間を追い越すのだろうか?という質問もまたナンセンスであって、追い越すことはもはや明白なのです。

 

出典:『人工知能に負けない脳』

人工知能と人間。それぞれのポイント

 

脳科学者・茂木健一郎氏があげる5つのポイント

 

人間が人工知能に勝る働き方・5つのポイント
1.コミュニケーション
2.身体性
3.発想・アイデア
4.直感・センス
5.イノベーション

 

 

人工知能が人間に勝る働き方・5つのポイント
1.書類作成
2.記憶力
3.計算力
4.データ検索&解析
5.オペレーション業務全般

 

出典:『人工知能に負けない脳』


 

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