皮膚の乾燥・硬化・象皮症

皮膚の乾燥・硬化・象皮症

 

患肢の皮膚はふつう、非常に乾燥してきます。

 

また皮膚の表面近くにむくみが長くつづくと、非常に硬くなります。

 

そうなると皮膚表面にひび割れができやすくなるので、これも感染の原因となります。

 

クリニックなどでは皮膚の乾燥を防ぐため、治療前にユベラなどのビタミン入り軟膏やヒルドイドローションなど、ノンアルコールの保湿剤を使用して皮膚を保湿するようにしています。

 

また、皮膚の硬化が進み炎症をくり返すことにより、皮膚が「かさぶた」のように盛り上がり、象皮症と呼ばれる状態になることもあります。

 

ケラチナミンなどの尿素系軟膏を塗り、リンパドレナージを行ったあとに十分に圧迫をすれば、硬くなった皮膚がはがれ落ち、正常に近い皮膚に戻ることが確かめられています。

 

ですから、病状が進んで、皮膚が硬くなっていてもあきらめることなく、根気よく治療をつづける必要があります。

 

くり返しになりますが、すべての患者さんが象皮症になるわけではありません。心配しすぎないでください。

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